サンドリーヌ・ピオー
Sandrine Piau
Soprano

パリ音楽院において声楽を学ぶ。

ウィリアム・クリスティとエクス・アン・プロヴァンス音楽祭において共演するなど、バロック・オペラのレパートリーでとりわけ名高く、ヨーロッパにおける古楽復興の立役者たち、たとえばマルク・ミンコフスキやフィリップ・ヘレヴェッヘ、フランス・ブリュッヘン、ポール・マクリーシュ、アラン・カーティス、トン・コープマン、クリストフ・ルセ、ルネ・ヤーコプス、ファビオ・ビオンディ、ニコラス・アーノンクールらと共演を重ねる。

近年のオペラ出演は、クレオパトラ(パリ・ナショナル。オペラ)、メリザンド(ニース)、パミーナ、ドンナ・アンナ(いずれもシャンゼリゼ劇場)、“ポッペアの戴冠“のタイトルロール(ケルン)の他、ジュネーヴ、トゥールーズ、シャトレ座、さらに新作オペラに出演と活躍している。
コンサートでも、ザルツブルク音楽祭をはじめ、主要な音楽祭、コンサートホールに定期的に登場、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、パリ管、ボストン響等と共演を重ねている。

CDもこれまでナイーヴ・レーヴェルより、ヴィヴァルディ、ヘンデル、モーツァルト、ドビュッシーの他、ピアノ伴奏によるショーソンやツェムリンスキー、シェーンベルクをふくめたアルバムをリリース、いずれも絶賛、高い評価を得ている。

2006年にはフランス政府より芸術文化勲章を受勲、2009年にはクラシック音楽の受賞式典で“リリカル・アーティスト・オブ・ザ・イヤー”に選ばれた。

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