シャルル・リシャール=アムラン
Charles Richard-Hamelin
Piano

2015年に行われたショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とクリスチャン・ツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を受賞したシャルル・リシャール=アムランは同世代の中でも最も重要なピアニストと注目されている。
彼は2014年、モントリオール国際音楽コンクールで第2位、ソウルでの国際音楽コンクールで第3位と、ベートーヴェンのソナタ演奏で最優秀賞を受賞した。
2015年4月には、トロントの婦人音楽クラブから特別キャリアアップ賞を贈られた。

彼はプラハの春音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭(フランス)、ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭(ワルシャワ)、ラノディエール国際音楽祭(カナダ)などの様々な有名音楽祭に出演。ソリストとしても、ワルシャワ・フィル、モントリオール・シンフォニー、トロント・シンフォニー、ポズナン・フィル、ベートーヴェン・アカデミー管、モントリオール市管、OFUNAM(メキシコ)、コリアン・シンフォニー、イ・ムジチ・デ・モントリオールと数多く協演している。

ケベック州ラナウディエル生まれのリシャール=アムランは、ポール・サルドゥレスク、サラ・ライモン、ボリス・ベルマン、アンドレ・ラブランドに師事。2011年マックギル大学を卒業、2013年にはイェール大学から修士号が贈られた。また両大学から奨学金を受けている。2016年にモントリオール音楽院を修了。ピアニストのジャン・サウルニエとともに後進の指導にあたっている。
ショパン後期の作品を収録したファースト・アルバムは2015年9月にアナレクタ・レーベルからリリースされ、世界中の評論家から賞賛され(Diapason ,BBC Music Magazine, Le Devoir) CBCの年間ベストテンに選ばれた。
セカンドアルバムを2016年秋にリリース予定。
2016年5月の日本でのリサイタル・デビューは各地で絶賛された。

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