オッコ・カム
Okko KAMU
Conductor

 1946年フィンランドのヘルシンキ生まれ。シベリウス・アカデミーにてヴァイオリンを学ぶ。1965年にはヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団首席第2ヴァイオリン奏者,1966年〜1968年にはフィンランド国立歌劇場管弦楽団コンサート・マスターを務める。この間独学で指揮法を修め、1969年にはカラヤン国際指揮者コンクールで優勝、指揮者としての国際的な地位を確立する。翌年ニュー・フィルハーモニーオーケストラを指揮してロンドンにてデビュー、以後ベルリン・フィルハーモニーやボストン、シカゴなど超一流オーケストラから招かれている。これまでにフィンランド放送交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、ストックホルム交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、コペンハーゲン・フィルハーモニーの首席客員指揮者を歴任。また、シンガポール交響楽団首席客員指揮者(1995年)、フィンランド国立歌劇場首席指揮者(1996年)、ローザンヌ室内管弦楽団の首席客員指揮者(1997年)を務める。1994年以来スウェーデン王立音楽アカデミーのメンバーでもある。2011/12年のシーズンから2016年7月までラハティ交響楽団の音楽監督を務めた。

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