ショーン・ケナード

Sean Kennard

Piano

1984年生まれ。1998年よりカーティス音楽院でエレノア・ソコロフ氏に師事し、2004年に修了。ハワイ育ちのショーンがピアノを学び始めた10歳当初より類い稀な才能を見せ、早くも翌年にはリサイタルデビューを果たしている。オーケストラとの共演も数多く、中でもホノルル交響楽団のコンサートには、3度のソリスト出演を果たしている。2003年5月には、ホノルル交響楽団のスタインウエイ・コンサートグランドピアノ披露記念ガラコンサートにおいて、世界的ピアニスト、アンドレ・ワッツと共に出演するなどの活躍を見せている。2006年8月には、イタリアでシンフォニア・ペルージア交響楽団とも共演、独奏においても、ショパン音楽学校、ワルシャワのショパン教会やショパンの生地ジェラゾーヴァ・ヴォラなどポーランドでの演奏旅行、ハワイアン・ミュージック・アウォードの副賞でのカーネギー・ホールリサイタルなど、既に数々の大舞台を経験しているが、特筆すべきは1997年13歳の時、ホノルルのアカデミー・オヴ・アーツにてショパンの24の練習曲全曲演奏会を成功させ、ハワイで最も注目されるピアニストの一人にとなった。その後は、ワシントン、カリフォルニア、フロリダ、インディアナ、ペンシルベニアなど全米で、また、仙台、ウルグアイ、イタリアなどで多数のリサイタルを開いている。
コンクール受賞歴も数多く、第2回仙台国際音楽コンクール (2004年)、アイオワ・ピアノコンクール(2006年)、全米ショパン・ピアノコンクール(2005年)、ヒルトンヘッド国際ピアノコンクール(2003年)、ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール・ジュニア部門(1996年)での上位入賞。ショパン国際ピアノコンクール太平洋地域部門(1996年)、ハワイアン・ミュージック・アウォード (1996年)では第1位獲得。エリザベート国際コンクールセミ・ファイナリスト(2010年)。 エリザベート国際コンクールファイナリスト(2013年)。さらに全米音楽指導者協会からの認定を受けている。現在ニューヨーク在住。2009年4月には東京でビューを果たす他、読売日本交響楽団、山形交響楽団と共演。2011年九州交響楽団、NHK交響楽団メンバーによる室内楽と共演。ジュリアード音楽院大学院修了。東日本大震災被災地をジュリアード音楽院の仲間たちと慰問、チャリティコンサートを開催している。

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