ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
Gurzenich Orchester Koln
Orchestra

ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団はドイツの主要なオーケストラの一つであり、偉大な伝統がある。そのルーツは15世紀の教会オーケストラまで遡る。
1827年に音楽を愛する裕福な市民によってケルン・コンサートソサエティが設立され運営が引き継がれた。1850年にはC.クロイツァーが初代音楽監督に就任し、数多くの公演を行うようになった。当時、ギュルツェ二ヒと名付けられたホールでコンサートを開催した事により、ギュルツェニヒ・オーケストラ・ケルンと呼ばれるようになる。

特筆すべきことは、当時の錚々たる作曲家、シューマン、ベルリオーズ、ヴェルディ、ワーグナー等が自作を披露し、指揮をしたことである。更にブラームスは「ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲」世界初演を指揮、R・シュトラウスは「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」、「ドン・キホーテ」、マーラーは「交響曲第5番」をそれぞれこのオーケストラで初演している。また定期的にブゾーニ、ホロヴィッツ、フィッシャー、アラウ、ハイフェッツなどその時代の偉大なソリストも出演している。

1888年からは市の援助の元、歌劇場での演奏をスタートし、現在はケルン歌劇場の専属オーケストラとしても活動している。
1986年にはオーケストラの本拠地となる“ケルン・フィルハーモニーホール”が開館。以来ドイツ・ケルンフィルハーモニー管弦楽団はこのホールで年間約50回の演奏会とケルン歌劇場での160回以上のオペラ公演をおこなっている。

1989年からはジェームズ・コンロンの下でコンサートツアーやCD録音など国際的にその存在を高めていき2003年からはマルクス・シュテンツが音楽監督に就任。更に発展を遂げる。
CD録音も数多く、特に2009年に名誉指揮者に就任したドミトリー・キタエンコのショスタコーヴィッチとプロコフィエフの交響曲全集の録音は数々の賞を受賞した。現在、キタエンコとチャイコフスキー、そしてシュテンツの下でマーラーの交響曲録音に取り組んでいる。
既に収録されたマーラーの「交響曲第5番」は“ドイツレコード批評家賞”に選ばれた。

これまでヨーロッパ各国もとより、エディンバラ国際フェスティバル、BBCプロムスなど世界中の音楽祭などにも出演している。

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